国道4号は二つあるって知ってた？新旧あって越谷で分かれて宇都宮で一つに戻るらしい。へえ〜。旧4号を走りながら、時前に調べていた喫茶店「古城」へ。入り口からわくわくする絶対美味しい。
店内は華やかで懐かしい雰囲気。
おじいちゃんや親戚のおばさんの家を思い出す。雑貨がたくさん飾ってあって、時計はからくり時計なの。正時になるとオルゴールの音色でサザンや尾崎豊、何故か洋楽も入っていてエルヴィス・プレスリー、ホイットニー・ヒューストンなどなどそのとき流行っていた音楽ばかりが流れる。中で踊るお人形が可愛くて好きだった。私もお家にからくり時計飾りたいな。
ここではピザトーストとチョコレートパフェを食べた。
チーズがたくさんのっていて嬉しい。
パフェらしいパフェだ！気取っていない感じが好き。運ばれたとき思わず「かわいい〜」と言ってしまった。パフェってなんて嬉しい食べ物なんだろう。何でもない日でも食べても「特別だ〜！」と思える。
気持ちは井之頭五郎、顔は松重豊で店内を見ていると、２つ隣のお客さんが「ナポリタンでいいから」とメニューも見ずに答えていた。「でいいから」と言ってもお店一人で回してるし、大変そうだなーと思ったら10分もしないでナポリタンが運ばれてきて感動してしまった。凄いな〜。次来たらナポリタンだな！
お店を出て、大谷資料館へ向かう。途中、作新学院前を通ったら駐輪場で円になってお弁当を食べてる男子生徒たちがいて羨ましくなっちゃった。にしても宇都宮、県庁所在地ということもあってか大きな私立高校が多い。
大谷資料館は大谷石どうこうより、さまざまなドラマや映画のロケ地として使われているらしく聖地として有名らしい。公式ホームページを見たら撮影実績という欄まであった。
ライトのおかげか？なんだかとても幻想的。中はひんやりとしていて気持ちよかった。涼むのにぴったりな場所でした。
少し離れた場所にあるフードコートみたいなところでアイスを食べた。観光地で一人 アイス食べられます。私は強くて元気。
それから大谷観音、大谷寺を周る。仏像を見ていると小出祐介が「仏像でも拝みに行きたい 禁欲果てしない」と歌っていたのや、みうらじゅんといとうせいこうの顔が霞む。霞むだけでどうゆう人たちなのかよく知らない。いずれ私もああなってるのかな、どう？ どう？ってどう？
この日撮った写真の中でも特別好きな力技看板。無理やりすぎ、好きだよ。
初めてなのに懐かしい気持ちにさせられる、そんな景色ばかりをみた。街の景色が地元に似ているからかな。
栃木に1ヶ月住んでみて、いろんな街のことを好きになりたいと思ったし、いろんな街に住みたいと思った。
宇都宮は電車が少し不便。10両になるし、小金井止まりの電車もあるし、ボタンを押さないとドアが開かない。やっぱり都内は遠い。けれど宇都宮駅周辺は独自に栄えていて賑やかだ。少し離れたら穏やかな田んぼの景色が広がっていて、全てが宇都宮市内におさまっている。宇都宮から出なくても良い。東京に執着があると少し退屈、ただそれだけ。もっと長く住めたら好きなところ増えたかな。ちょっぴり心残り。
日記はまだ続くけれど生活は終わってしまった、また新しい生活がはじまる。がんばりたい。
